1st EP 「material」発売
1月、2月、3月、と 名刺代わりとしての無料配布音源を3種類発表してきましたが、5月20日に 4曲入りの1st EPを発売する運びとなりました。 これまで、配布音源の第一弾では アンビエントとロックの融合、第二弾で 自分の中でのスタンダードなバンドサウンド、第三弾で ポエトリーディングを取り入れる試み、と 自分の音楽表現の軸である耽美や繊細などを基に 毎回違うアプローチを実践しました。 今回のEPも、勿論 これまでとは違う要素を含む内容なのですが、今後発表予定となる1stフルアルバムの断片を散りばめた意図があります。 自分が音楽ファンとしてワクワクした存在は、アーティスト名がジャンルそのものであり、アルバムが出るまで どんな本質を持っているのか 完全にはわからない、というようなドラマを含む方々ばかりでした。 自分も、その憧れのように 担った活動展開ができ、その意図が伝われば。。と 思っています。 今回の1st EP、タイトルは「material」。 前述したように 今後発表予定のアルバムに対する、タイトル通りの「素材」を4曲収録しています。 1曲目の「a pieceful flower」は、自分の中でのポストクラシカルへの憧れを提示しました。 実は、この楽曲の大基は 15年以上前に作ったもので、いつか使用したいと思い 今回思いきって収録してみました。 2曲目の「trick」は、フリーインプロゼイションという 即興音楽の鳴りに歌メロをのせる、という 初めてのチャレンジをした曲です。 後半に向かうに連れて、各断片に散りばめられた即興の鳴りが集結する、という仕掛けがある為 タイトルはtrickとなっています。 3曲目の「synesthesia」と4曲目の「to be contiuned…」は、エレクトロの要素を取り入れる、という こちらも初挑戦の試みです。 「synesthesia」に関しては、VJ担当のurabyssさんが 映像表現としての具現化を図り、DVDとして付属収録されています。 ジャケットのアートワークは、umasoさん。 「紙でCDジャケットを作る」という提案で、様々な手作業により完成した今回のEP。 自分一人では到底作り上げる事のできないパッケージなので、urabyssさんとumasoさんには 感謝しています。 何事に置いても人と人との関わりで物事は成り立ち 良き在り方へと繋がっていくわけですが、取り扱い店舗さんとして協力してくださった名古屋のセレクトショップ FILE-UNDERさんにも、大変お世話になっております。 これまで 頭に描いた予定を順に遂行していきましたが、これからも 実はまだまだ浮かべた予定がたくさんあるので、順番に実行していきます。
思いの強さが物事を導くキッカケの一つであるならば、思い込みのイメージも 強みであります。 ひとまず、Flora 1st EP 「material」が無事に発表できて良かったです。 有難うございました。 そして、今後のFloraの活動も よろしくお願いします。