無題umaso2016年11月2日読了時間: 1分 男「きっと、それは見つからないと思う。」 女「…。」 男「なんて目で見るんだ」 女「…。」 男「なんとか言ってくれ…。こういう時は…。」 女「…。」 男「どうしたらいい?」 女「…なにもいらない。」 男「えっ?」 女「…なにもいらない。最初からなにもなかったのよ。全部…全部錯覚だったの。」 男「…本気?本気で言っているのかい?」 女「…ええ。」 男「そうか。ならきっとそうだろう…。」 女「ええ、きっとそうだわ。」 男「じゃあ、また始めからだ。それでいい?」 女「ええ、それでいいわ。 」